小児矯正

「自分の笑顔が好き」
そう胸を張って言える一生のプレゼント
整った歯列は、口元の審美性を高めるだけでなく、お子様がこれから歩む人生において大きな「自信」の源になります。子どものうちに行う矯正治療は、ただ歯をきれいに並べることだけが目的ではありません。顎の正しい発育や正常な呼吸・咀嚼(そしゃく)を促し、心身の健やかな発達を支えるためのアプローチです。将来にわたって健康な口内環境を維持するための土台づくりを、当院と一緒に始めてみませんか。
Feature
当院の矯正歯科の特徴

1成長段階に合わせた一貫した治療体制
顎の骨が発達する段階やご年齢に応じて、その時期に適したアプローチをご提案します。幼児期の受け口への対応から、永久歯が生えそろった後の本格的な矯正まで、お子様ごとの成長ペースに合わせた一貫したサポート体制を整えています。

2負担の少ない早期治療と精密な本格治療
子どもの時期は、取り外しができる装置を用いた「非抜歯」を基本とし、心身への負担を抑えた治療を心がけています。一方、12歳頃からの成人矯正に移行した際は、マルチブラケットなどの手法で歯を立体的に動かし、細部にこだわった噛み合わせの構築を目指します。それぞれのステージに応じた技術の提供が当院の強みです。
小児矯正の重要性

幼少期からの「お口ぽかん(口呼吸)」「受け口」「出っ歯」などの状態を放置すると、一部の歯や顎の関節に過度な負担がかかり、将来的なお口のトラブルを招く要因となります。また、噛み合わせの悪化を伴う癖は、骨格の成長が完了した後では改善に時間がかかる傾向があります。そのため、発育段階にある子どものうちに口腔機能を整えることが非常に有効です。むし歯を予防しやすい環境を作り、しっかり噛める機能を育てることは、生涯の健康を支える大切な財産になります。
小児矯正のメリット
- 永久歯がきれいに並ぶ土台づくり
- 上下の顎の成長を適切にコントロールし、後から生えてくる永久歯が正しい位置に並ぶためのゆとりをあらかじめ確保します。成長期に骨格のバランスを整えておくことで、治療後の後戻りリスクを抑えやすくなる点が特徴です。
- 装置の違和感に早く慣れる高い適応力
- お子様は環境の変化に馴染む力が非常に高く、矯正装置を装着した際の違和感に対しても、大人と比べて比較的早く慣れる傾向にあります。そのため、治療をスムーズに進めやすいという利点があります。
- 健康な歯を抜く抜歯リスクを減らせる
- 成人してからの矯正では、歯を並べるスペースを確保するために健康な歯を抜歯するケースが多々あります。しかし子どものうちから治療を開始すれば、顎の成長力を活かして自然にスペースを広げられるため、将来の大がかりな抜歯処置を回避できる可能性が高まります。
小児矯正を始めるタイミング
Ⅰ期

乳歯と永久歯が混ざり合う時期に行う治療です。顎の骨の正常な成長を促すとともに、指しゃぶりや口呼吸など、歯並びに悪影響を及ぼす「悪習癖」の改善を目指します。永久歯がスムーズに並ぶための土台を作る重要な期間です。
Ⅱ期

永久歯が全て生えそろってから開始する本格的な矯正です。歯全体に装置を取り付け、噛み合わせを含めた細部のバランスを総合的に整えます。なお、親知らずが将来の歯並びに悪影響を及ぼすと判断される場合は、綺麗な状態を維持するために早期の抜歯をご提案することがございます。
取り扱いのある小児矯正器具
ムーシールド

下の歯が上の歯より前に出ている「反対咬合(受け口)」の改善を目的としたマウスピース型の装置です。主に就寝時に装着し、舌の位置や口周りの筋肉バランスを整えることで、適切な噛み合わせへと導くことを目指します。
| 治療期間 | 6ヶ月~1年半 |
|---|---|
| 治療回数 | 5〜15回 |
メリット
- 抜歯などの外科治療を行わない
- 比較的費用を抑えることができる
- 食事や外出時などは取り外せる
デメリット
- 成長に伴い後戻りする場合がある
- お口周りの筋力トレーニングの成果に左右されやすい
- 受け口(反対咬合)にのみ効果がある
- 効果が期待できる年齢・時期が限られる
床矯正

5〜10歳頃の成長期に用いる、取り外し式のプレート装置です。顎の横幅を緩やかに広げ、抜歯せずに永久歯を並べるスペースを作ります。取り外してブラッシングできるため衛生的ですが、計画通りの結果を得るには1日12〜14時間以上の装着が必須です。
| 治療期間 | 1年~3年 |
|---|---|
| 治療回数 | 10〜30回 |
メリット
- 将来の抜歯リスクを下げられる可能性が高まる
- 治療に伴う痛みが比較的少ない
- 取り外せるため食事や歯磨きが普段通り行える
デメリット
- 自費診療のため、保険適用外となる
- 対象年齢が混合歯列期(約6〜11歳)に限られる
- 決められた装着時間を守らないと効果が出にくい
小児矯正の費用・治療期間・回数
| 検査費用 | 20,000円 |
|---|---|
| 分析・診断費用 | 30,000円 ※オプションを追加する場合は別途費用がかかります。 |
| Ⅰ期治療 | 280,000円 |
| 調整費 | 4,000円 |
矯正治療の流れ
-
Step01
カウンセリング
まずは患者様や親御様のお悩みをお伺いします。ワイヤーやマウスピースなど各種装置の特徴、それぞれのメリット・デメリット、費用の概算について分かりやすくご説明いたします。
-
Step02
精密検査
口腔内や顔貌の写真撮影、顎の骨格を確認する矯正用レントゲン撮影、歯型の採取などを行い、適切な治療計画を立案するための詳細なデータを収集します。
-
Step03
治療計画のご説明
検査結果に基づき、患者様のご状況に合わせた治療計画をご提案します。期間や費用、見込める効果だけでなく、想定されるリスクやデメリットについても透明性を持ってお伝えします。ご不明点は何でもご相談ください。
-
Step04
初期治療・矯正装置の装着
むし歯や歯肉の炎症がある場合は、先に初期治療やクリーニングを行ってお口の環境を整えます。装置をつける際は、痛みや違和感に配慮し、様子を見ながら段階的に進めていきます。
-
Step05
定期通院
装置の調整や歯の移動状況を確認するため、月に1回程度の頻度でご来院いただきます。歯並びの状態により異なりますが、治療期間の目安は約1〜3年です(※経過によって計画を微調整することがございます)。
-
Step06
治療終了・メインテナンス(定期検診)
歯が目的の位置に並んだら装置を外しますが、そのままでは後戻りしてしまうため、「リテーナー(保定装置)」を使用して歯列を安定させます。その後も定期検診とクリーニングを継続し、美しい口元を維持していきましょう。

定期的なメインテナンスの重要性
歯並びが整うと、ブラッシングがしやすくなり、結果としてむし歯や歯周病の予防につながります。しかし、矯正装置をつけている期間中は、どうしても装置の周りに汚れが滞留しやすく、むし歯のリスクが一時的に高まります。治療を計画通りに、かつ安全に進めるためにも、歯科医院での定期的なクリーニングとメインテナンスを欠かさず行いましょう。